利用者の声

〜voice〜

子どもたちへのコーチング授業の感想

小学校高学年への授業

  • 6回の授業は、「聴く力」「自己肯定感」「信頼を高めるコミュニケーション力」を高める工夫された価値あるものでした。
    子どもの気持ちを引き付ける話術が大変勉強になった、と同時に子どもが安心して自分を発揮できる授業を拝見し、子ども一人ひとりを認め、よく聴く大切さを改めて感じた。
  • 一年間、コーチングをやってきて、みんなで一緒に力を合わせるおもしろさや達成感に気づくことができて、本当によかったと思っています。私自身もコーチングを通じ、人は一人で生きていけないからこそ、人とどうしたら気持ちよく生活できるかを考えさせられました。
    子供たちが必死に活動をしている最中に、橋口さんが、目の前の目標のためにどれだけ自分のこだわりを捨てられるかがポイントだよ、と言った言葉が忘れられません。
    目標のために自分のこだわりを押し通しがちでしたが、それではうまくいかず、自己満足な目標達成にしかならないな、と。自分を戒める言葉でもありました。

子ども達の感想(小学校6年生)

  • 焦点化のビデオで、一つをずっと見ていればちがう物が映っていたのがわからなくなる。人間の脳みそは一つのことに集中するとそれだけになるから、これからは色んなところに焦点を向けていって、何が活かせるかをもっと見つけていきたい。自分の短所はリフレームすれば、長所に変えることができることを知った。
  • 自分の短所を一つプラスに見ることができた。「自分は〇〇なんだ」と決めつけてしまっていたけれど、頭のすみにでもいれておきたい。
    「自分は否定されていない」という言葉にすごくひかれて、印象に残った。たとえ、友達や親友だったとしてもマイナスのことを言われたら傷つく。でも発散の仕方をたくさん教えてもらったからそれを使いたい。

中学生の授業

  • 現代の子ども達の多くは、集団で関わり合う機会が少なくなってきていると思います。
    聴く、相手を認める、伝え合う、関わり合う、という段階的なプログラムで構成されているコーチングは人が人として豊かに生きていくために必要なコミュニケーションスキルではないかと思いました。
    学校教育の中に是非位置づけてもらえたらと感じました。
  • 1回目の優位感覚で自分や相手の特徴をつかむという活動がとても興味深かった。
    優位感覚という視点から生徒達を改めて見てみると、頷けることがたくさんあり、個々の特徴に沿った指導法を考えることにより、特に学習の定着が難しい生徒への効果的な手立てができるのではないかと思った。
    授業には消極的な生徒が生き生きと活動しているのを見られてよかった。

子ども達の感想(中学校2年生)

  • ストロータワーを制作して:とても悔しかった。最終的に自分たちの班はストロータワーを立てられなかった。周囲の班は、身長を超えるようなタワーを作っていて、正直羨ましかった。
    橋口先生がコーチングの内容についておっしゃっていた時、自分の頭の中には完成図がたくさん浮かんだ。高くつくる自信もあり、班長として班員をまとめようとした。しかし、各自がアイディアを班で持ち寄った際、班員それぞれの考えがあり、一つに絞ることが大変だった。
    結局あまり話し合うことなく自分のアイディアを押し通した。いざ作った時は、全員がどのようなものを作るのか把握しておらず、思い通りにできなくてイライラした。班長として班員をまとめられなかった。
    やはり、グループで何か一つのことを成し遂げることは大変だと実感した。それぞれが個別にやっては、何も良いものはできないと感じた。全員をまとめる人、アイディアを出す人、物を作る人、場を盛り上げる人、、、皆で協力してはじめて素晴らしいものが出来るのだと気づいた。
    班の結果は残念だったが、貴重な経験にもなった。今回のコーチングで自分の心も少し成長した気がする。将来何かの役に立てば嬉しい。